「さっ佐久間くん....!!!!」



「っお前」





これは偶然ですか?



それとも運命ですか?




そこにはなんと、佐久間くんがベッドに横になっていた。




っ!!!


私はなにをしているの???


「あっごめんなさい!」



私は急いでカーテンを閉めようとした、すると



「まてよ!」



佐久間君が私の腕を握った。



「なっ何?」



すると佐久間君はむっとした顔でゆっくり手を離した。


「なっ何じゃねーだろ!!そこ...座れよ」


そしてベッドの横にあるイスを指差した。



えっ!!

ここにいても...いいの?



玲美のこともあったけど私は....



「あっうん」




静かに座った。







「んで逃げたの?」



「はぃっ?!」




突然佐久間君がそういった。



にっ逃げたって....いつ!????


朝逃げたのは、佐久間君の方だし!


「玲美が、突然逃げちゃった。って心配してた」



えっ....。



玲美は、怒っていなかったんだ。


もう私、最悪。




玲美も亜実も、



あげくには佐久間君にまで心配をかけてしまった。





やっぱり玲美に誤らなくちゃ。





でも今は.....なんとなく会いたくないかも。



直接言わなきゃいけないって分かってる。



でも....ごめんなさい。



「わっ私は大丈夫。玲美にも『心配しなくていい』って言っておいてください....」




「なんで俺が?お前が言えよ」



っ....。


「ごめんなさい。でも今は玲美の顔見たくないの」