...えっ?



私は口をパクパクさせた。



それをみて笑う裕太。


「けっ結婚?」

「そう、俺は大学行きながら働く。だからお前にはそばにいてほしい」

「え...でも」


大学が!


私だって大学が!


しかも裕太アメリカ行くって...



「大丈夫。お前の両親はOKしてくれたから。」

「えぇぇ!!??いつの間に!!」


「だから、俺と一緒にアメリカに行ってほしい」



そういって出したのは


アメリカ行きのチケット。




そこには


『MIO SAKUMA』と書いてあった。


未央...佐久間。



佐久間未央...えぇ!!!??

「お願します」


裕太はそういい私を見た。


そんなの...



そんなの...



「裕太大好きっ!!!」


私は裕太に抱きついた。



OKに決まってるじゃん!


「これからもよろしく、佐久間未央さん」

「っ馬鹿!」