「私ね、未央ちゃんと出会っていなかったら きっとこんなに卒業するのが辛いって思わなかったかもしれない。」

「え...」


「未央ちゃんがいてくれたから、わたしは頑張れたし楽しかったよ」


「玲美...」

「今までありがとう。もちろんこれからもよろしくね」


「玲美...私もありがとう」


『ぎゅう~』



私たちは抱きついた。




するとガタンと音がして



ドアのほうを見るとそこには



「なに俺の女に手ぇ出してんだよ」



裕太と...


「いくらみおりんにでも、嫉妬するんだけどなぁ~」


隼がいた。



2人はこっちにきた。


そして私たちも離れた。


「じゃあお二人さん、またね」

「ばいばい未央ちゃん」


「ばいばい」


そして隼と玲美は教室から出て行った。





2人になった教室。