ただ君だけを


未森先輩が無理しすぎるバカじゃなくてよかった


部員がミニハードルを終え私が部員に朝練の終わりを伝えると何人かの人はホッとしたような顔をしていた
ミニハードルを片付けていた時

「未森先輩と何、話してたん?」


言おうとしたが止め特に大したことじゃないと言っておいた

未森先輩の膝の怪我の事で部員が混乱したらそれこそ未森先輩に一番迷惑をかけてしまう