知乃の手は冷たかった


そう思った時、さっきより強く知乃の手を握った


知乃の家の前に着いたとき
「今日も一緒に帰ってくれてぁりがとう」

何もなかったかのように振る舞ってくれた

「先に帰ってとか言ってごめんな…一緒に帰れてよかった」

知乃は頬を少し赤らめ頷いた


可愛い奴