私は迷ったが、直ぐに二人の所に行った

もちろん、二人は私を見て驚いている

「諒、雄大の事はうちが見るから…知乃ちゃんと一緒に帰ったり?話しを聞いてたのは謝るけど、さすがに、知乃ちゃんも可哀想やし」

諒は私が話を終わるまで目をそらさなかった


そして、知乃ちゃんの方を見て

「ごめん。ちょっと…苛々してた。今更、言うのもなんやけど一緒に帰ろ」


知乃ちゃんを見ると、泣き顔から笑顔になっていた

そして、諒はまた私の方を見て

「ぁりがとうな。後、雄大の頭は小学生、並やから」

そう言うと階段を登っていった