朔との出会いは
私が入学式の後に
学校の中で道に迷ってた時
「ねぇ!君1年生だよね?なら昇降口あっちだよ?」
って声を掛けてくれたの
それから廊下ですれ違う度に話をするようになって
仲良くなった
そんなある日
朔から告白された
「好きなんだ!」って。
本当に本当に嬉しかった
だって私も好きだったから
そうして私達は付き合い始めたんです
「ねぇ芽衣?聞いてた俺の話!」
「あ…ごめんもう1回言って?」
「もう!だから今日俺んち来ない?」
「え?いいの?行きたい!」
「じゃあ決まり!放課後昇降口で待ち合わせな?」
「分かった」
そうしてあっとゆうまに
学校についてしまった
「じゃあな芽衣また放課後」と言って私の頭をポンポンと叩き微笑む
それを見るといつも
胸がキュンと高鳴る
私の教室は1階だけど
朔は2階だから
いつも教室まで送って貰うんだ。
「うん!バイバイ」
そう言って手を振ると
朔は手を軽く振って歩き出した
それを見た私も教室に入ろうと思ったら
「芽~衣~!朝からイチャイチャしないの!朔先輩と」
「わっ!紗羅!もうびっくりするでしょ~?」
「本当うらやましいわ~」
「紗羅にだってラブラブな彼氏の海くんがいるじゃん!」
「まぁね~笑」
