神サマの憂鬱。




「……えっと、とりあえずついてこい、です」

「分かりました」


ロックは彼を追越し、前を歩く。

たまにチラリ、と目を向けるが、ハバネは俯いているためどんな表情をしているのは分からない。

ロックは息を吐き出す。


(……コイツ、本当に五歳児かよ)


どう見てもしっかりしすぎてそうはとてもじゃないが見えない。


(歳誤魔化してんのか? …いや流石にそれはないよな)


いつもは考えない頭を使うため、なんだか頭が痛くなってきたような気がするロック。