神サマの憂鬱。




魔王は悪いことをしに向かっていったハバネを背中で見送り、息を吐き出す。


(……これで少しはハバネも悪になるだろう)


あの子は、ハバネはいい子すぎるのだ。

それが神の子で、天使ならば素晴らしかったことだろうが、ハバネは魔王の子であり、悪魔。


いい子では駄目だ。