「ですが、悪いこととは…例えばどんな?」 「それは自分で考えろ」 くるりと息子に背を向ける父親。 「…分かりました」 「あぁ、ハバネ」 「はい」 出ていこうとしたハバネを呼び止め、チラリとこちらを見たかと思えばまた背を向けて付け加えた。 「“悪いこと”ならば何でも構わないからな」 「はい、頑張ってきます」 「あぁ」