そして魔王は閃いた。 (我が子の名はハバネだ) これは人間界にある普通の食べ物の辛さとは比べモノにならないほど辛いらしい。 とすると、コレは人間を不幸に出来るモノであると魔王は考えた。 食べた人間はとんでもないコトになろうぞ。 我が息子はきっと、立派な魔王に成長するだろう、と魔王は口角を上げた。 コレが、ハバネの名の由来であることがお分かりであろう。 だが魔王のそんな望みは虚しく、ハバネくんは今、立派ないい子に育っている。 【END】