ここは、ララの部屋。 ララは雑誌を読んで、ニヤリと笑みを浮かべた。 最近ララは悩んでいたのだ。 神である父が、仕事をサボっていることで。 この前は父の眠気を覚ますために人間界にある激辛唐辛子を大量に入れ、熱々スープにし、父に飲ませた。 おかげでいい目覚めだっただろう。 だが、ララにも流石に限界があった。 (私も寝たいですから、ずっとは見てられませんわ)