なのだが、神はそれを認めるしかなかった。 ララが苦手だ、と。 (……苦手とは少し、いや大分違う気がするのだが) 大分は嘘であろう、神よ。 (……嘘などつくものか) まぁ、とりあえずそれはいいとしよう。 苦手だろうが何だろうが、自分の娘に恐怖を抱いているのには変わりはないのだ。