その後、ララ様は天界へ、ロックは魔界へ帰宅。

家につけばすぐさま自らの部屋へロックは飛び込み、部屋の片隅で体育座りという悪魔ならしないだろうという格好のままガタガタ震える。

その顔は、実に真っ青だ。


「……」


そして、暫くしてようやく呟いた一言がコレだった。


「……天使って、怖い」


(天使は皆、あんな奴ばっかりなんだ…)


ロックくんは、天使について間違った認識をしてしまっていたのでした。





【おまけだよっ!】完。