「でもさ、これで分かっただろ?」 「何が?」 意味が分からず不思議そうな顔をするハバネ。 「悪魔とは、どんなモノかって」 「……」 「今みたいのはさ、まだ優しい方だと思うぜ」 「…優しい?」 少年少女を弾き飛ばし、挙げ句の果てには食べ物を奪いとったのに、それが優しい方だって? ハバネはギリッと歯を食い縛る。 「あんなの、俺より年下の奴等だって当たり前にやってる」 「……」 「これが悪魔だ」 (本当の、悪魔の姿…)