うん中も高級そうな
うかつにそこら触れないな
「朝希君おりますー?」
「ええ…部屋に篭りっきりで……」
「ちょっと行かせてもろうてええですか?」
そして俺達は部屋の前に連れてってもらった
「朝希ー先生がいらしたわよ」
しかし中から物音一つしない
「朝希、あんたとははじめましてやな。あんたの新しい担任の風間や」
「もう二年もこんな感じで…」
加賀の母親は目に涙を浮かべていた
「お母さん…朝希君ほんまにいます?」
「お昼頃にはいましたけど……」
風間はニヤリと笑い
「朝希、居るんやったら声聞かせてや。居ないんやったらドアぶち壊して中に入るで。はい10秒前〜」
「……居ます…」
「あ、おったわ。ちょお話せぇへんか?何ならみんなに席外してもろうてもええんやで?」
「…僕は貴女と話したくないんです。帰って下さい」
沈んだ声
俺もかつてはこんな声だったのだろうか
昔の自分を思い出した
「まぁ今日はええ。声聞けたからな」
くるりと方向を変える
「今日はこれでおいとまさせていただきますー」
「すみません先生……」



