「そんなら帰り。いますぐ3秒以内に」
「いや…無理だから!!!!」
そうすねをさすりながら立ち上がり
「んじゃまたね」
「次会うのは10年後くらいやな」
「いや近いうちに…」
「来なくてええわ」
とても可愛らしい笑顔でサラリと言う
今日の風間は容赦ないな
やっぱショックだったのか?
立ち去るとき出雲は俺の耳元で
「残念だけど君と彼女じゃ釣り合わない」
バッと振り向くと不敵な笑みを見せた
「上等だ……」
風間が好きなのかわからない
でも
この男だけには負けたくない
そう思った
「ほらほら新もう3秒たってんで?」
「え?本気だったの?」
出雲は足を引きずりながら立ち去った
「はぁ…またやっかいな奴に会ったなぁ……」
頭を抱えため息をつく
「あれ……ホントになんなの…?」
緋莉が問う
「太郎と忍がよぅ知っとる奴の息子や。母親が外人やからあんな見た目やけどちゃんとした日本人やで?」
よく知ってる奴…?
誰だ?
渡辺も分かっていない様子



