「とりあえずあちぃからどっか行くか」
渡辺が手であおぎながら言ってくる
「あっあそこのアイス美味しいからいこう!!!」
緋莉が携帯片手にニッコリと言う擬音がピッタリの笑顔で言ってきた
「アイスと言えば愛空ちゃんに会わねぇかなぁ?」
「なんでアイスと風間愛空が繋がるの?」
緋莉の奴まだ風間をフルネームで呼んでんだな…
ちょっとムッとした表情を見せた
「あはは宇奈月は愛空ちゃんに敏感だねww」
「な、なによ…別にいいじゃない!!!」
「愛空ちゃん、夏休みに会ったら俺達にアイス奢ってくれるって言ってたんだよ」
「まぁ風間に会える確率は低いだろうな」
「なんでお兄ちゃん分かるの?」
「飛鳥、夏休みに先生に会ったことあるか?」
飛鳥はふるふると頭を振った
「風間も先生だからな」
「ふぅん」
分かったようなわからないような…
俺の説明も悪いか…
「愛空さんに会いたいです」
奈雲が汗一つかいていない顔で残念そうに言う
「運がよければな?」



