先生は女子高生!?

「過去は何をしても変えられない、でも変えられない未来なんかないんよ」


それは俺達に言っているのか、自分に言い聞かせているのか


分からなかった



「ええな?」



俺達は無言で頷く



「よろしい。ほな気ぃつけて帰りー」



いつものような笑顔で笑う



「悪かったわね…」



緋莉は小さな声で言う



風間はただ微笑むだけ




俺達3人は無言で校門へ行った



先に口を開いたのは渡辺




「なんか…いつもと雰囲気違かった…ね?」


「……そうだな」


俺はフチ無しフレームの眼鏡を押し上げ空を見上げる


だんだんひが長くなってきた


もうじき夏だ



そしてやって来るのは文化祭


高校生活楽しめるのは最後になるだろう夏休み



「変えられない未来なんかない……か…」



なんとなく風間の言っていた言葉を思い出す



そうなのか?



いや



そうであって欲しい




そう思えた