また笑顔が消える
そして俺の前にきて
「ちょっこれ持っといて?」
渡されたのはコンビニの袋
中身はあんパンと牛乳
「太郎。悪いけどもうちょい下がっといて…」
「あ…あぁ……」
なぜか逆らえない
笑顔のないこいつは怖かった
「うちが作った試作品…販売は没になったこれをお見舞いしたる」
痛い身体を引きずっていたが気になり振り向くと手には黒く固く妖しく光る
拳銃
「てめぇなんだそりゃ!?」
さすがにびっくりしたのか一歩下がる
「悪い子にはこれや」
的本達に拳銃を向ける
「風間……?」
「振り向くな!!!!」
その言葉で俺は走った
身体はめちゃくちゃ痛い
しかし鳴り響いた音は乾いた音ではなく
ボフゥ
「うわぁぁぁぁ!?」
ちらっと見ると煙だらけの中から風間が走ってきた



