しばらく海を眺めて帰る事にした。 帰りの車の中では、 「なんか、俺焦ってた気がする。これからは光のペースに合わせるよ。」 って言ってくれた。 それはこれからも私と潤くんがまた前みたくなるのを、見届けてくれるって事なのかな? 車は私の家の前に着いた。 『和馬、今日はごめんなさい。そして、ありがとう。』 それだけ言って私は車を降りた。 ファンとクラクションを1回鳴らすと、和馬の車は自分の家の方に走り出す。 家に入った私は、そのまま2階の自分の部屋に入った。