「お前はわかってない。いつまでも自分だけの潤くんって思ってるだろ。」 『和馬に何がわかるの?潤くんはいつだって私を大事にしてくれた。』 「今だって光が大事なのは変わってなくても、他にも守りたい人がいるんだよ。」 そんなの和馬に言われなくたってわかってる。 ちゃんとわかってるけど、心がついていかない。 「光、潤と連絡取ってないんだろ?潤、待ってるって言ってたぞ。」 なんで和馬がそんな事言うの? なんで潤くんじゃないの? 『和馬、もう食べ終わったんだから帰ってよ。』 「光。大人になれ。」