ピンポーン 今度こそ、潤くんと麗奈さんだった。 「光ちゃん、お誘いありがとう。これ、ケーキ買ってきたから後で食べようね。」 『すいません、ありがとうございます。』 私は麗奈さんからケーキの箱を受け取って、冷蔵庫にしまう。 その横で、和馬はビールを取り出しダイニングテーブルに座った。 潤くんと麗奈さんもそれぞれ席に着く。 『麗奈さん、今日は来てくれてありがとうございました。そして、今まで反対しててごめんなさい。これからも潤くんの事、よろしくお願いします。』 私は頭を下げた。