【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。


「あらら、紫音(シオン)来ちゃったか」



「え…シオン……」



そこにいたのは、紛れもない。

シオンだった。

シオンも私を見て驚いているようで、目を見開いていた。



「二人は、初めてだよね、会うの。私の弟の紫音君ですぅ。よろぴく」



天音は、ふらふらと立ち上がると、紫音の肩によりかかりながら、私に紫音を紹介した。