【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。


「じゃあ、私が付き合っても、いいんだよね?」



「……別に?いいんじゃない?」



「けど、秀君は、私を好きになってくれない」



「そんなわけ…だって秀は、天音を好きになって、私と別れたんだよ?」



天音は、私の言葉を聞いてグッと唾を飲み込むと、泣き崩れた。