「シオンったら、興奮しすぎ」 「いや、だって。今一番興味深々な時だし」 シオンの言葉を聞きながら、思っているより年が離れているのかも、と思ってしまった。 「そろそろお湯たまったかな。入ろう」 私はシオンのパーカーを後ろから脱がせた。 「…沙絢さんも」 シオンは振り向いて、私のブラウスのボタンを一つずつ外した。