「あっ!」



紫音もそれに気づいたみたいで、なぜか私の唇にキスをしてきた。



「なんで、キス?」



「だって、願い事言ってる暇なんてないから」



「どういうこと?」



「俺の願いは…って言ったら叶わなそうだからやめる!」



紫音は、にひっと笑って、ベットに潜り込んだ。