「……最近論文で忙しくて、エッチ全然できなかった分、明日は頑張るからね」



紫音は照れながら、私に耳打ちをした。



「頑張るって…何をよっ…もう…紫音はストレートすぎるんだから」



「いいじゃん。ね。約束」



紫音は、私に小指を差し出した。

私はその小指に、自分の小指を絡めて指切りげんまんをした。