【完】寂しい夜は、あなたに逢いたい。


「明日はクリスマスイブだね。どこか行こうよ。沙絢さんはどこがいい?」



「うーん…そうだなあ……」



「やっぱり、高級レストラン?とか?」



「え……」



私って、やっぱりそんなイメージなのかな?

そう思ってがっかりしたとき、紫音が突然、私の頬にキスをした。