「そろそろ来ると思ってた。逢いたかった、沙絢」 紫音は、私を引き寄せてぎゅうっときつく抱きしめた。 「朝、一緒だったのに」 「えー…足りない。俺としては、早く論文終わらせて、沙絢といちゃいちゃしたい」 もう。 恥ずかしがらずにそんなこと言うなんて、反則だ。 紫音の甘い言葉が中毒になりそうだ。