捨ててしまってから、 やっぱり 捨てなきゃ良かった。 そう思う時がたくさんある。 手に入れた時は、 それは自分にとって、確かに大切なものだったはずなのに。 もし、それが物だったのなら、 「捨てないで」 と叫ぶだろう。 だけど、私たちは叫べない。 相手がどんな気持ちで、そうしたのかが分かるから。 だけど、 私は、君が相手だったら、叫べる。 なりふり構わず叫べる。 ワガママと思われてもいい。 君は一生変わらない大切なものだって、信じてるから。