恋のしかた。

っっっはー!歌ったぁー!飲んだぁー!

…と言った感じです。

美紅と由依に話を聞いてもらって少しは心のモヤモヤが消えたような気がした。



「ただいまー。」

家に帰ったのは結局10時だった。

私の家は結構自由家庭で遅くなっても無事なら、という考えの親だから怒られる心配はまずない。


「あ、お帰りなさい。さおりにしては遅いじゃない?」

「今日由依と美紅とカラオケ行ってきたんだあ。」

「そう。早く寝なさいね?」

それだけ言うとお母さんは部屋に入って寝てしまった。


ピロピロ

カチャ、

◆夕斗

今日は大丈夫だったか?
--------------------

なぁぁぁぁぁぬッ!

夕斗!?



ん、大丈夫bbbbb

ってか由依と付き合い始めたの?
----------------------------


ピロピロ

私が返信してすぐに夕斗からきた。

返信早すぎでしょ!女子高生かっ((

◆夕斗

まあ、そんなとこ。

でも俺が好きなのは由依じゃねえ。
-----------------------------

は?どゆこと?


意味分かんない。付き合ってんじゃないの?
私は真実が知りたくて、情報通の志亜に明日聞くことにした。