「うん!僕が見つけたの!この前ね、お友だちの晋哉くんがね、ちょーちょはすごいって言ってたんだよ!」
好奇心いっぱいの顔で話す少年。母親は、ほほえみながら「どうして?」と聞く。
「あのね、ちょーちょは初めはイモムシなんだよ。イモムシはみんなにきらわれてるし、他の虫にも食べられちゃうかもしれないんだ!でもね、そんな大変なことを乗りこえて、あのキレイなちょーちょになるんだって!」
「そうなんだ〜」と言いながら、母親は少年を自分の膝の上に乗せる。
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