「お母さん!ちょーちょがいるよ!」



公園の花壇の花に寄ってきた蝶を見つけた少年。



少年はそっと、両手でその蝶を優しく包んだ。



そしてベンチに座っている母親のもとへと駆けて行った



「お母さん、ちょーちょ、ちょーちょ!」