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「んっっ・・・。」

クラクラするが目の前に誰かが立っていた。
すると・・・。
その男が口をひらいた。

「お前、小野寺の女か?」

「っんなわけないでしょっ!!」

「じゃぁ、何であいつといつも一緒なんだよ。」

「しらないよ、そんなこと。」

だれがあいつの彼女よ・・・。
それより・・・。

「あなただれ??」

「学校の前にいたやつだ。」

「あぁ・・・・。アイツの相手とか何とか__」

って!!
なんでここにいんのぉ~!?

「あんた達なんでいんのよ!?」

「誘拐したから。」

「はぁ~!?そんなのどうでもいいから。」

「言っとくが、小野寺にはメールしておいた。」

「助けに来るわけ無いでしょっ!!」

なんで、アイツに助けられなきゃいけないわけ!?
あと、なんでうち誘拐されてる!?
もぅよく意味わかんない!

「時間まで、あと2分だ。」

2分・・・・。
幸樹___
助けて____。

心のどこかでそう思ってた・・・。