黒髪のショート、天神学園では見慣れない黒を基調としたセーラー服は、他校から転校して来た証。
骸南(つぐみ)。
天神学園高等部1年に在籍する女子生徒だった。
「ほぅ…」
懐手に顎を撫でる宜虎。
「その太刀筋…無外流(むがいりゅう)かい?」
こはくも、血が騒いだのかほんのりと頬を紅潮させる。
「得物は鬼神丸国重ですね…」
いずれも新撰組三番隊組長・斎藤 一所縁のものだ。
それを先程の一合で見切るとは…。
「出来るな…お前ら…」
油断していれば聞き逃しそうな小さな声で、骸南は呟いた。
骸南(つぐみ)。
天神学園高等部1年に在籍する女子生徒だった。
「ほぅ…」
懐手に顎を撫でる宜虎。
「その太刀筋…無外流(むがいりゅう)かい?」
こはくも、血が騒いだのかほんのりと頬を紅潮させる。
「得物は鬼神丸国重ですね…」
いずれも新撰組三番隊組長・斎藤 一所縁のものだ。
それを先程の一合で見切るとは…。
「出来るな…お前ら…」
油断していれば聞き逃しそうな小さな声で、骸南は呟いた。


