無言のまま、傷に手を添える舞白。
それはどんな力なのか。
それだけで出血は止まった。
勿論、痛みや傷口まで消えるほどのチートではないが。
「そうですね…少々差し出がましい口を…失礼しました…」
スカートの端をチョイと摘んで、恭しく頭を下げる舞白。
「ですが…」
頭を上げた後。
「っっっっ…」
その舞白の冷ややかな笑みに、こはくは戦慄する。
大鎌をユラリと携えて。
「心の救済は私の職務の範疇に非ず…しかし魂の救済は、死神の役割です…」
舞白はヒタヒタと歩む。
迫り来る、死期のように。
「この大鎌が、こはくさんを断ち切ります…貴女を解放へと導く為に」
それはどんな力なのか。
それだけで出血は止まった。
勿論、痛みや傷口まで消えるほどのチートではないが。
「そうですね…少々差し出がましい口を…失礼しました…」
スカートの端をチョイと摘んで、恭しく頭を下げる舞白。
「ですが…」
頭を上げた後。
「っっっっ…」
その舞白の冷ややかな笑みに、こはくは戦慄する。
大鎌をユラリと携えて。
「心の救済は私の職務の範疇に非ず…しかし魂の救済は、死神の役割です…」
舞白はヒタヒタと歩む。
迫り来る、死期のように。
「この大鎌が、こはくさんを断ち切ります…貴女を解放へと導く為に」


