絆と愛…飛牙-ヒュウガ- Ⅱ

アタシ達は最後に琉汰の顔を見て出ようとした。







『待ってあなた達、……』




誰?……






恋「あ…琉汰の母さん…」







え……?





『愛羅ちゃんて…この子?…』




李「はい…」




『ありがとう…』




愛「え?…」




『あなたが飛牙に来てから毎日が楽しいって言ってたわ…。最初は総長の弟だからただいるだけだったのが、あなたが来てからは自分で毎日行きたいと思うって言ってたの…。』





愛「アタシが居るから?………でもアタシ何もしてない。」




『ふふふ(笑)あの子がね…よく喋るようになったし、上の子とも仲良くなったし…妹の面倒を良く見てくれるようになったの…。将来の事まで考えてくれるようになって…あの子も仕事一生懸命やって兄のように家族を支えるだなんて言い出したのよ?』




愛「それがアタシと関係が?…」





『あるわ。あなたをみていたら自分が情けなくてっていつだったか言っていたの…。族にいても私は琉汰が何か自分を変えれるものが見つかるかもしれないと思っててね。変な親でしょ?(笑)でも見つかったわ…見つかってからにあの子はイイ顔するようになった…あなたのお陰よ?』




愛「……でもアタシ…琉汰を守れなかった。」






飛『…………。』







静かにアタシはまた涙を流す…。