正月……。



アタシ達は親に会うなんて事がないから家で2人で過ごす…。




それでも幸せだ……。







そんなある日……アタシと恋弥は最後の約束をした…。







恋「愛羅…もう高3になるな…。」




愛「早かったなー…。色々あって(笑)」




恋「俺…オマエに言わなきゃいけない事がある…。」




愛「……何?」





不安気に聞くアタシに恋弥は真面目な顔で答える…。




恋「俺……親父にすがりたくなくて…会社なんてどうでも良かった。だけど…オマエにあって1年俺は考えた…。」



愛「うん…。」



恋「俺の事を可愛がってくれてた執事が俺の為に動いてくれた…。将来俺らの執事として働くことも決めた。」




愛「俺ら?……。」




恋「俺…親父なんかよりも立派な社長になってみせる。」




愛「…しゃ…社長!?!?」



恋「俺自分の会社がある…俺をしたってくれてる奴らが今協力してくれてんだ…。勉強しながら卒業に向けて…今頑張ってる……絶対にオマエを幸せにしてみせる…だから…」