『競技については各自プリントを見てみんなで決めること。今日はこれで終わり。明日決める。』






そう言ってHRは終わった。





飛牙に着いてすぐ体育祭の話になった。





愛「アタシでないから。」



拓「じゃ、俺も。」



津「俺もこんなの出る気ない。」




圭「俺も行事事は好きじゃねーしパス」




李「…それは無理だね。」




恋「だな…オマエら自分達の立場わかってんのか?」



愛「ん?何?」




拓「立場って言われても…なぁ?」




圭「ぁあ…飛牙の事怖がってる先公ばっかだし…何も気にしてなかったけど?」




津「何か問題あんのか?」




李「はぁ…全く。大有りだ!!」



愛「何で?」




李「単位が足りなくなるぞ!!」



『あああああーーーー!!!!!』






決して忘れていたわけじゃない…(苦笑)




恋「俺ら普段の授業サボリすぎてるからこういう時に稼ぐしかないだろ?」




李「それとも今日から毎日授業出れる?」




津「…はぁ。」



愛「無理。」



拓「でもこんなの出ただけで単位なんて確保できんのか?」



圭「ぉお!!そうだぜ?体育になんだろ?」



李「俺を見くびりすぎだ。」



恋「はぁ…。」





ん?何?得策でもあんのか?




呆れて恋弥はソファーに座り雑誌を読み始めた。







李玖がやれやれといった感じで説明をしてくれる。