それからあっという間に10月になった。







恋弥の誕生日は6日。







アタシは莉音と圭斗と一緒に買い物。





アタシ達2人は危ないからって圭斗が付いてきてくれた。







勿論、恋弥のプレゼントを買いに。







もう買う物は決まってる。






毎晩悩んだ。







いつも使う物がイイと思ってた。








あるじゃないか!!







バイクのキー……








キーケースを買うの。








莉「それにしてもイイプレゼントだね☆」




愛「でしょ?恋弥バイク好きだし暴走してるときの恋弥も好きだから。」




圭「のろけ?」




莉「多分愛羅は素だよ(笑)」




愛「ん?なーに?」





コソっと言った圭斗の声はアタシには聞こえてはいなかった。