アタシは李玖を心配しながらもみんなに声を掛けていく。








痛々しい程の傷……。








下っ端のみんなは何故あんな事を言えるのだろう…。






"全然平気です!!愛羅ちゃんの方が痛そうです…"






アタシはただの打撲程度なのに悲しげな表情をする……。






"守れなくてすいませんでした…"






酷い怪我をしてるのに…守れなくて?……十分だよ。









こんな感じでみんなに言われていたアタシ。





何て言葉を返してイイかわからず…何も言えなかった。