「お前が今日寝坊したから電車一本乗り遅れたんだ。」 「しょうがないでしょー!!あたしだってテスト勉強してるの!!」 駅のホームで朝から迷惑な口喧嘩。 サラリーマンのオジサンに白い目で見られてしまう。 「……すみません。」 一言、周りに謝る。 けれど横にいる亮は他人のように知らない顔してる 辻本 亮 あたし金森 千夏の幼なじみ。 幼稚園からずっと一緒で、クラスが離れたことなんてない。 <げっ!! またお前かよ!!> <それはこっちのセリフよ!!> いわゆる腐れ縁ってやつ。