しばらく歩いて着いたのは、一件のお店の様な場所。
ぼろぼろの看板には何と書いてあるか分からない文字・・・
小さい店舗は、廃墟に近いところだった。
ここが、やまさんの家・・・?
「・・・・ここ?」
「あぁ、外はぼろいけど中はそこそこ」
ユリナがさっさと、扉を開けて中へ入っていくからその後を追いました。
中へ入ると、すぐまた扉がありそこを開け中に入ります。
・・・・・
「おう!党城か?おせーんだよ!!」
中からはどこかで、聞いたことのある声がしています。
それは・・・・やまさん。
けど、はこにも何人かいます。ユリナの後ろからでも人の気配が一人ではないことが、伝わってきました。
「うるせーよ、少し黙れ」
ユリナが冷たく言うと、中へどんどん入って行ってしまった。
ユリナが視界から消えたことにより、中が一望できる状況になって・・・
・・・中は、外見と違って部屋みたいなところ。
10畳ほどの部屋。
けして、綺麗で新しい所ではないけど、人が住んでそうな所でもない。
だって、部屋んはソファーが何個かと一通りの電化製品。
大きなテーブルには、いろんなものが散らかっている。
奥の方に見えるのは、キッチン?
・・・・キッチンがあるってことは、人が住めるのか・・?
・・・・そうじゃない、なにより驚いたことがありました。


