先輩 ~二歳年上のアナタへ~




「私ね…、大喜のことが…、好きなの……」

目をギュッと瞑る。



「えっ」という、大喜の驚いた声。

そして、大喜はこう言った。



「俺も…、芽衣のことが好きだ」


信じられなかった…。


「えっ、本当!?」


「でも…」、と大喜は言葉を続けた。



「でも、俺は…芽衣と別の中学に行く」


「うん」


「芽衣と会えなくなる」


「……」


「そしたら、自然消滅になるかもしれない…。

だから……、芽衣とは付き合えない」