先輩 ~二歳年上のアナタへ~




そして、春になり、私は中学生になろうとしていた。



「どうしよう…」

私は、大喜に想いを伝えようか、悩んでいた。


なぜなら、大喜は私とは違う中学校に行ってしまうからだ。



大喜と離れてしまう…、と気付いた時には、焦りを感じた。

『早く自分の気持ちを伝えなきゃ』と…。



私は、明兄や江口先輩のいる中学校に行こうと思っている。


だから、私は大喜を呼び、想いを伝えることにした。



「大喜…、大事な話があるんだ…」


「何?」



目の前に、私の大好きな人がいる…。

そう考えただけで、大喜の方を見れなくなった。