胸元にある透き通るように白い肌から浮かび上がる一点の黒子はどんな高価なネックレスより色っぽく見せた。 それを分かっている桜は決してネックレスをすることはなかった。 どんなに輝くダイヤも桜の前ではただの石ころ。