「じゃあ、授業始まるから行くねぇ」



と言いながらさゆりは椅子からピョンと下り立った。



ひらっと揺れるスカートに自然と目がいく。



見えそうで見えない。



これもセクハラか、と照彦は心の中で呟いた。