「真太郎さん何で詩音と一緒にいるんですか?」



「あ~、ウサキの母親と決着つけにな。」


「え?詩音…会いに行ったの?」



「あぁ…。もう大丈夫だかんな。真太郎さんが面倒見てくれるってよ。」



「しばらくは、離れた方がいい。俺が責任持ってお前を育てるから。安心しろ。
ここにいる皆お前の味方だからな。
バカな事しちゃダメだぞ?」



「真太郎しゃん…う゛っ…




「だあああっ!ウサキ泣くな!泣き顔少年に見られたくねえ~」



無理だよ~



だって皆優しすぎるから…



「うぇ~えん…」



「なくなあああ~」



なぜ泣き顔隠されるのかよくわかんないけど…



皆大好きだ。




「よ~し、カラオケ行ってこい!俺がおごったる!」



「え?少年も行くのか?」



「行くに決まってんでしょ…」



「ムムム~俺様、お前嫌い!」



詩音ったら…



オトナゲない…