「お父さん!出て行くって?」 お父さんは私をリビングの扉から退けると何の躊躇いもなく扉を開けた。 「っは。家族を裏切って楽しいか?…なぁ、桜。」 開かれた扉から服の乱れたお母さんが見えた。 「あ、あなた!…っ違うの、これは!」 「何が違うんだ?ぁあ!!」 お父さんは机に置いてあったティーカップを床に投げつけた。 「裏切り者が!!」 「違うの!!あなたぁ!!」